「幹部らは次々と失禁した」金正恩式ペナルティの残酷な現場

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は29日付の論評で、先月発生した海上での韓国人男性射殺事件について、「自衛的措置」だったと主張した。

論評は、同事件を巡って北朝鮮を非難する韓国の野党「国民の力」などに対して反論したものだ。論評はまず、次のように述べて、自国側の「善処」を強調している。

「われわれは西海海上で発生した誰も願わない意外の不祥事によって、北南間の信頼と尊重がこれ以上崩れないようにするために、わが最高指導部の意中を盛り込んで即時に事件のいきさつに対する調査結果を通報してやり、わが方の水域で遺憾な事件が発生したことに対してすまない気持ちも伝えた」

その一方、「南側ではわれわれの善意を冒とくし、同族間に不信と対決を極大化しようとする不敬な行為が日を追って険悪になり、今や度を超えているのでわが軍隊と人民の憂慮と憤激をかき立てている」と反発。

さらに、「南朝鮮全域を襲う悪性ウイルスによっていつよりも緊張し、危険極まりない時期に鋭敏なホットスポット水域で南側の住民をまともに管理、統制できなかったことによって起きた事件である」として、射殺が新型コロナウイルスの侵入を防ぐために必要だったことを示唆。事件の責任は韓国側にあると主張した。

しかし、射殺された男性は武装すらしていない民間人で、漂流物に乗って浮いていただけだ。北朝鮮海軍は、自国への漂着を防ごうと思えばいくらでもできたし、韓国側に「連れて帰れ」と警告することもできた。

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北朝鮮の軍人たちも、そのことはわかっていたはずだ。それでも射殺という極端な行動に出た背景には、国境とその緩衝地帯に入るものは無条件で銃撃するという、きわめて厳しい新型コロナ対策がある。

また金正恩党委員長は、新型コロナ対策の違反者や、対策措置の怠慢に対しては軍法を適用するよう指示。8月には咸鏡北道(ハムギョンブクト)の穏城(オンソン)郡で、国境封鎖を徹底できなかった軍と党の幹部ら7人以上が公開処刑されたと言われる。まさに「死のペナルティ」だ。韓国紙・東亜日報のチュ・ソンハ記者の解説によれば、処刑の様相は相当におぞましいものだったという。

「(金正恩氏の命を受けた当局は)彼らの処刑場面を、当該地域の幹部たちに参観させた。どれほど残忍に処刑されたのか、参観者の中からは気絶する人、失禁する人が続出した。北朝鮮でよく行われる、数百発の銃弾を浴びせ、人間の原型すらとどめないやり方だったのだろう」

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韓国人男性に銃口を向け、引き金を引いた北朝鮮の軍人たちは、祖国を新型コロナウイルスを守るのと同時に、自分自身の命を守るためにも、そうせざるを得なかったのかもしれない。