北朝鮮人民を震え上がらせた連続猟奇殺人鬼パク・ミョンシク

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虫の息の生徒を外に運び出そうとしたが、犬に吠えられたため、庭に置き去りにして逃げた。生徒は翌朝までに死亡した。まだ15歳だった。

数日後、第1の現場から4キロ離れた別の農場から、男子生徒が拉致され、遺体となって発見された。遺体は腹部が激しく損傷していた。新浦市保安署(警察署)は捜査に乗り出したものの、不思議な事件だと繰り返すばかりだった。北朝鮮での犯罪捜査は、科学的なものではなく、証拠と証人頼りで、何もなければ捜査がストップしてしまうのだ。

さらに数日後。今度は新浦の町中で、20代の女性の遺体が発見された。2番目の犠牲者と同様に、腹部が激しく損傷していた。保安署が手をこまねいているうちに、事件が次々に発生。犠牲者は12人に達した。

街中が恐怖に包まれ、外出すらできないという人が相次いだ。市のトップに当たる朝鮮労働党新浦市委員会の責任秘書は、無能だと揶揄され、平壌で開かれる会議では「殺人将軍」というあだ名で呼ばれる有様だった。

そしてその年の10月。都会からはまた大勢の生徒が収穫の支援にやって来た。