女性受刑者を次々と奴隷に…北朝鮮「鍛錬隊長」の鬼畜行為

北朝鮮の刑務所長が、性暴力や収賄など度重なる不正行為を行っていたことが明るみに出て、逮捕された。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋が事件の詳細を伝えている。

事件の舞台となったのは会寧(フェリョン)市の労働鍛錬隊。1年以下の労働鍛錬刑の宣告を受けた軽犯罪者を収監して強制労働をさせる刑務所だ。服役期間は短いものの協同強度はきつく、受刑者はなんとか強制労働を逃れようとしてありとあらゆる手を使う。

組織のトップとして、絶大な権力を握っていた50代のキム隊長(処長)は、景気に応じて受刑者からワイロを取り立てていた。刑期1〜2ヶ月の場合は1ヶ月1500元、3ヶ月以上の場合は1000元を支払わされていた。

それだけではない。キム隊長はオフィスの清掃を名目に毎朝、20代の女性受刑者を呼びつけ、性暴力を振るい、2〜30代の女性受刑者に自らの食事を用意させるなど奴隷のように扱った上で、性暴力を行っていた。
(参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

性暴力加害者はキム隊長だけではなかった。労働鍛錬隊の指導員も当直のときに若い女性受刑者を呼びつけ、性暴力を行っていたのだった。

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北朝鮮では、女性が性暴力に関する教育を受けておらず、自分が受けている行為が人権侵害であることにすら気づかない場合も多いが、すべての人がそうであるわけではない。
(参考記事:北朝鮮女性が脱北してようやく気づく「それは性暴力だった」

先月18日、3ヶ月の服役を終えて出所した30代女性Aさんは、検察所を訪れてキム隊長の悪行など労働鍛錬隊内で起きている問題について通報した。

Aさんによると、キム隊長や指導員は、自分たちの言うことを聞かなければ髪を掴み激しく揺さぶったり、足蹴にしたりして暴行したとのことだ。

通報を受けて検察所は、他の出所者から事情聴取を行い、キム隊長と指導員3人を逮捕した。

キム隊長は収賄と性暴力について否認しているが、被害者の証言が相次いでおり、近日中に捜査が終了する見込みだ。不正腐敗の剔抉のために立ち上げられた検察小組に摘発されただけあり、キム隊長らには重い処罰が下されるものと見られる。

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