「焼くには数が多すぎる」北朝鮮軍を襲った大量死の衝撃
朝鮮中央通信によれば、金正恩氏は協議会の席上、「先鋭な防疫戦争で高度の緊張性と警戒心を堅持し、全ての事業を科学的に細密に作戦、指揮していささかの手落ちと盲点も許してはならない」と強調し、「活動家が実質的な活動、実質的な結果によって防疫闘争を主導していくべき」だと訴えたという。
北朝鮮は今月12日になって初めて、国内での新型コロナ感染者の発生を認めた。それ以降、感染が疑われる発熱患者の数は爆発的に増えている。
一度に180人犠牲
しかし実際のところ、新型コロナの世界的な感染拡大が始まった2020年の当初から、北朝鮮国内でも感染者の大量発生と思しき事象が観察されていた。そして、その最初の衝撃を受けたのはほかならぬ軍だった。