「コメの値段を外国にバラしたら終身刑」北朝鮮が情報統制
咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋は、国家保衛省(秘密警察)が3月初めから新たな取り締まり組織を立ち上げ、全国に「非社会主義現象を根絶し、摘発時には厳罰に処す」といった内容の布告を貼り出した上で、大々的な取り締まりを行っている。
その対象は、宗教の伝道、脱北、密輸、違法通話、海外送金、覚せい剤・麻薬、迷信、投機、高利貸し、不順録画物保管や流布、違法な商売、賭博など多岐に渡り、「ひっからない人がいない」(情報筋)ほどだ。
(参考記事:「男女関係に良いから」市民の8割が覚せい剤を使う北朝鮮の末期症状)当局は過去にも、思い出したかのように取り締まり作戦を繰り広げている。
(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは… )