飢えた北朝鮮の一家が「最後の晩餐」で究極の選択

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封鎖令は、農民にも影響を及ぼした。いつまた封鎖令が下されるかわからないとの不安から、収穫した野菜を市場に出荷せず、自宅に備蓄する現象が広がっていると、取材に応じた市民は伝えている。突然の封鎖令で品物を回収する時間すら与えられず、大損したのだろう。出荷が滞り、入荷する品物が減ったことが、以前から表れていた物価高騰をさらに煽る結果を招いた。

封鎖に伴う混乱に市民の不満が高まり、当局は昨年11月の封鎖の際に、1世帯あたりトウモロコシ5キロを配給することにしたが、物量が不足し、ジャガイモに替えられた。封鎖令発令とともにコメ10キロが配給されるとの噂も流れたが、無料配布ではなく、市場の商人に、市場価格より安く売るように強いただけだった。

痛ましい最期

封鎖期間中に警備に動員された兵士があちこちで暴行や窃盗を働き、市民をさらに苦しめた。倉庫に保管しておいた食べ物を兵士に盗まれたとの通報が相次いだとのことだが、補償は全くなかった。