アニメを見ただけで「銃殺」も…北朝鮮が統制を強化
横暴な王、腐敗した役人、欲深い貴族に立ち向かい、財産を奪って貧しい人々に分け与えたというストーリーだが、子どもたちのみならず、大人からも「まるでわが国の現実のようだ」と非常に好評だった。当局はそれを問題視し、禁止令を下したようだ。
親たちからは「子どもたちに正義とは何かをまともに教えないくせして、世界的な名作アニメを取り上げるなんて」「当局は何を恐れているのだ」と非難轟々だ。また、禁止したことで逆に人々の好奇心を煽り、見たがる人が増えている。
ただ、北朝鮮は外国映画を見たというだけで、大学生や女子高生までをも逮捕、公開裁判にかける国である。今後はアニメを見るのも命がけだ。
(参考記事:北朝鮮が女子高生を「見せしめ」公開裁判にかけた理由] )女子大生の悲劇
ロビン・フッドの次に標的になったのは、米国のアニメ「ザ・シンプソンズ」だ。