北朝鮮東北部の水害「町全体が消え去り200人死亡」
また、動員される10万人のうち、5万人は技術のない民間人なのでさほど役に立たないだろうと言われており、10万人分の宿と食料も、確保の目処が立っていない。
この地域では9月末に初霜が降り、11月には雪が降り、1月には氷点下20度以下になる。冬を越すための住居が求められているが、住民の間からは「冬が来るまでに家はできないだろう」と嘆く声が聞かれる。
「核でメシが食えるか」
そのような状況で行われた5回目の核実験は、荒んだ民心をさらに荒ませている。