金正恩のミサイル部隊で「反対意見」述べた幹部ら死屍累々

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特殊機関には、核ミサイルを運用する戦略軍司令部の要員も含まれていたという。また「法的処理」は、収容所送りを意味すると見られている。

彼らが処罰された主な理由は、私席などで核戦力の「法制化」に反対する意見を述べていたことだ。北朝鮮は2022年9月9日に開催された最高人民会議第14期第7回会議で、「国家核戦力政策の法制化」を断行した。それに先立つ世論集約の過程で、反対意見を持つ幹部が相当数あぶり出されたということだ。

「法制化」の中身についてざっくり言うと、金正恩氏の主観的な判断により、核兵器を先制的に使用することを可能にする内容だ。