飢える北朝鮮「禁断の食肉マフィア」男女9人を公開処刑
「あんなに残忍に処刑されるとは思わなかった」と語った両江道の情報筋は、公開裁判を行った朝鮮人民軍(北朝鮮軍)特別軍事裁判所の判決に疑問を呈した。
裁判官は「2017年から今年2月まで2100頭の国家所有の牛を屠畜して売り払った特大型犯罪を犯した」などと述べたが、その一方で証拠を示せなかったというのだ。これが、三代を滅ぼすまでの特大型犯罪なのか、と情報筋が疑問を抱いたのも無理はない。
(参考記事:ここまで飢えが…北朝鮮「山奥の洞窟」で起きた衝撃事件)
事件が発覚したのは今年2月、彼らが牛肉を首都・平壌に持ち込もうとして、国家保衛省(秘密警察)の10号哨所(検問所)でのことだが、その当時、「偶蹄目の動物やその肉を移動と販売を徹底して統制せよ」との指示が下されていた。それで、摘発が上部に報告され、問題が大きくなってしまったというのが、情報筋の説明だ。
処刑された人の中には、両江道商業管理所の「4号供給」担当の女性販売員もいたが、この「4号供給」とは、道党(朝鮮労働党両江道委員会)の部長クラス以上の幹部への商品の供給を指す。
