狙われた美女応援団…北朝鮮で「水抜き」処刑

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だが、今回帰国した人々の場合、海外での暮らしが長すぎた。もしかしたら「水抜き」作業に対し、極度の拒否反応を示しているかもしれない。

読売新聞の報道によれば、処刑されたのは貿易関係者で、所持していた電子機器から韓国の映像コンテンツの視聴が露見したのだという。こうしたことも、多くの北朝鮮国民は帰国前に徹底して対策を行うはずだが、長い海外暮らしで緊張感が薄れてしまったのかもしれない。

また、よしんば「水抜き」をクリアしても、しばらくは当局の厳しい監視下に置かれるはずだ。(参考記事:北朝鮮の女子高生が「骨と皮だけ」にされた禁断の行為

そこで「資本主義的な逸脱」と取られかねない行動をすれば、厳しいペナルティを与えらえる可能性が高い。

しかしそれにしても、まさか銃殺刑まで行われるとは思わなかった。このニュースが、まだ海外にいる北朝鮮の関係者に伝われば、恐れをなして外国への亡命に踏み切る人も出てくるのではないだろうか。