北朝鮮、ロシア戦死者遺族にタワマン贈与…親たちは「そんなもの要らない」

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韓国の情報機関、国家情報院は13日、ウクライナの前線に派遣された北朝鮮の兵士のうち、死者が300人、負傷者が2700人に達したものと推計していると明らかにした。

北朝鮮当局は、戦死者の遺族にどのような対応をしているのか。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、明澗(ミョンガン)に住む夫婦のもとに朝鮮労働党明澗郡委員会(郡党)の責任書記(地域のトップ)がやって来て、このように告げた。

「急いで平壌に来て欲しい」

情報筋の友人の親戚だというこの夫婦の社会的地位は不明だが、一般庶民だとすると、責任書記が訪ねてくるとはめったにないことだ。彼は夫婦を自分の車で駅まで送り、切符と弁当を渡して列車に乗せた。

平壌に着いた夫婦を待っていたのは、悲しい知らせだった。