【写真】金正恩父娘“恋人のような密着シーン”に北朝鮮内部から「おぞましい」との違和感も

李雪主氏が同行していても画面上では後景に退き、主愛氏が常に金正恩氏の隣を占め、軍事だけでなく経済・民生分野の現場にも同伴する。服装も子ども向けブランドから大人びたコートやスーツへと変化し、高位幹部が深々と頭を下げる姿まで放映された。三池淵では金正恩専用車に二人きりで乗車する場面も公開されている。

脱北外交官の柳賢宇(リュ・ヒョヌ)氏によると、金正恩氏は最高指導者になってから3年後の2014年、「国政を一人で背負うのはきつい。全て投げ出したくなる時もある」と弱音を吐きながらも、「ジュエの未来のためにも、私は弱くなってはいけない。ジュエは私にとってのブドウ糖だ」と述べたという。そして10年を経た今、金正恩氏は「ジュエにこの国を任せる」と決意した可能性が高い。

金正恩氏が後継者と位置づける娘ジュエ氏に過度な愛情と期待を注いだ結果、それが親子の「おぞましい」と受け止められかねない振る舞いとして表出しているのだとすれば、最高指導者の品格と道徳的権威そのものを、自ら損ねていると言わざるを得ない。