「妹じゃなきゃ処刑だ」金与正軍団の傍若無人に冷たい視線
両江道(リャンガンド)の幹部によると、この扇動隊こそが「金与正(キム・ヨジョン)軍団」と呼ばれているという。金与正氏が全国に存在する組織を指揮しているため、そのような別名が付けられたのだという。そして、その振る舞いの横暴さから、こんな声すら上がっているという。
「金正恩氏の妹ではない他の幹部があんな組織を立ち上げれば、反逆者扱いされ、処刑されてもおかしくない」(情報筋)
1980年代には各市・郡に起動芸術宣伝隊と学生少年芸術宣伝隊があり、メンバーは全国で5万人に達していた。しかし、1990年代後半の大飢饉「苦難の行軍」の後で活動を続けられなくなり、解散に追い込まれ、残ったのは小規模なものだけだった。
「思想を一色化」
ところが、2022年3月に開かれた「朝鮮労働党第2回宣伝部門活動家講習会」の後で復活し、コロナ禍後の昨年6月からは集中経済扇動隊と集中講演扇動隊も新たに立ち上げられた。
