【動画】レーザーで瞬時に蚊を迎撃 携帯型の駆除装置
同装置は、自動運転車の「目」にあたる高性能の光検出・距離測定技術「LiDAR(ライダー)」モジュールを搭載している。毎秒5万回の高速スキャンを行い、空間を飛行する昆虫から反射する光の時差を測定。わずか3ミリ秒(1000分の3秒)で標的の正確な位置や大きさ、飛行方向を割り出す。
(参考記事:中国の最新鋭空母に「深刻な欠陥」 国内メディアが異例の指摘)
標体が「蚊」であるとAIアルゴリズムが判定すると、高速回転ミラーによって制御されたレーザービームが即座に放たれ、一瞬で駆除する仕組みだ。1秒間に最大30匹の蚊を迎撃する高い処理能力を誇る。AIは飛行速度(秒速1メートル以下)やサイズ(2〜20ミリ)を正確に見極めるため、飛行の速いハエなどは標的から除外されるという。
現在はまだプロトタイプ(試作機)の段階であり、量産化や世界規模での本格的な市場投入には至っていない。実際の生活環境における安全性や、公的機関による認証プロセスの完了など、実用化と普及に向けては依然として慎重な検証が必要だとする専門家の指摘もある。
