北朝鮮のミサイル部隊、ウクライナ軍の「最優先攻撃目標」に

ロシア軍はこのところ、弾道ミサイルと無人機を組み合わせた大規模攻撃を繰り返している。弾道ミサイルは高速で飛翔するため迎撃が難しく、ウクライナが保有するパトリオットなど限られた防空システムへの負担は深刻化している。ゼレンスキー大統領も、防空能力の不足が民間被害拡大の一因になっていると訴えている。

(参考記事:「お前がどこにいるか知っている」脅されたベラルーシ大統領、ゼレンスキー氏に公開謝罪

仮に北朝鮮部隊がKN23、KN24短距離弾道ミサイルを運用し始めれば、ウクライナ側は発射後の迎撃ではなく、発射前に発射機や指揮所そのものを破壊する必要性が一段と高まる。HIMARSや長距離無人機による後方攻撃の対象として、北朝鮮部隊はロシア軍のミサイル旅団や防空システムと並ぶ「最優先攻撃目標」の一つに位置付けられる可能性がある。

軍事面だけでなく、政治的な意味合いも小さくない。