北朝鮮「核の暴走」の裏に拷問・性的暴行・公開処刑

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その上、北朝鮮の凄惨な人権侵害を直視してしまえば、「被害者を救わなくて良いのか?」「そんな酷いことをしている独裁者と対話できるのか?」という問いにさらされる。

現実の問題として、当局者たちに北朝鮮の人権侵害の被害者たちを救う考えはなく、金正恩氏を対話の場に引っ張り出す以外に、核・ミサイル問題を抑え込むアイデアも持っていない。だから、敢えて人権問題に言及することを避けているのだ。

しかし、今さらそんなことをしても無駄だろう。そもそも北朝鮮の人権侵害を国連の場で暴いたのは、日本や韓国、欧米なのだ。

(参考文献:北朝鮮における人権に関する国連調査委員会の報告
(参考文献:国連報告書「政治犯収容所などでの拷問・性的暴行・公開処刑」

そして北朝鮮は、人権問題での包囲網に追い詰められ、自暴自棄になっているのである。