金正恩体制、5年間で340人を粛清・銃殺

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金正恩党委員長が北朝鮮の最高指導者に就任してからの5年で、銃殺または粛清された人が340人に達することが明らかになった。

韓国国家情報院のシンクタンク、国家安保戦略研究院は、金正恩政権の5年間についてまとめた「金正恩執権5年の失政白書」で、金正恩氏が3代世襲権力を固めるために、自身の伯父の張成沢氏をはじめとして、高級幹部や住民340人を公開銃殺または粛清したと明らかにしている。

白書によると、処刑または粛清された幹部は2012年には3人だったのが、2013年には約30人、2014年には40人、2015年には60人と急激に増加した。