庶民は売春で破滅、金持ちは「精神病院パラダイス」…北朝鮮の薬物事情

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だからジャンキーたちにとっては、当局から目を付けられたら一大事であり、どうにか助かるための術として流行するようになったのが「精神病患者を装って49号病院に入院する」という方法なのだ。

ただ、これは誰にでもできることではない。精神病患者を装うためには、医師にワイロを払って偽の診断書を書かせる必要がある。

診断書をねつ造しても、数の限られた49号病院のベッドを確保するには、さらに高額なワイロを渡さねばならない。そのため必然、49号病院の入院患者は金持ちばかりになるというわけだ。