「ただちに帰国せよ」死の直前、金正男氏に迫った男たち

いずれにしても、普通に考えて、幹部を容赦なく処刑している金正恩氏の元に帰るという選択肢は、金正男氏にはなかっただろう。「家族も一緒に」と求められていたのならなおさらだ。

それは、海外に駐在する北朝鮮外交官たちにも共通する悩みでもある。

(参考記事:亡命した北朝鮮外交官、「ドラゴンボール」ファンの次男を待っていた「地獄」