北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為
北朝鮮の金正恩党委員長はどうやら、国連で人権侵害の責任追及を受けていることをかなり気にしているらしい。この5月には、国連人権理事会で障碍者の権利を担当するカタリナ・デバンダス・アギラル特別報告者が北朝鮮を訪問し、関連施設の視察や当局者との面談を行った。国連人権理事会の特別報告者の訪問を、北朝鮮が受け入れたのはこれが初めてだ。もしかしたら正恩氏は、国民の人権を侵害している自覚はまったくなく、「いくらでも見てくれ」との姿勢を示したつもりなのかもしれない。
「マダラス」とは
しかし現実には、北朝鮮ではいまなお深刻な人権侵害が行われている。