米軍でも韓国軍でもない、北朝鮮軍を敗北させる「本当の敵」の正体
このような背景から、飢えに苦しむ兵士たちが協同農場を襲撃し、農作物を略奪する事件が頻発。地域住民からは「あんな土匪(馬賊)みたいなやつらを使って一体どんな戦争をするというのか」と罵られている。飢えた兵士たちは、国境を越えて中国にまで侵入し、たびたび強盗事件を起こしている。
そのため、中朝国境地域の中国側では、地元住民が自警団を結成して対応するほどだ。
(参考記事:独占入手!中国軍に制圧・連行される「北朝鮮脱走兵」の現場写真)そして、秋の収穫を控えている北朝鮮の協同農場では、兵士たちの襲撃と略奪に備えて厳戒態勢が敷かれていると咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋が伝えてきた。