北朝鮮で穀物価格が上昇…制裁影響「庶民が犠牲」の危険性も

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トウモロコシ1キロの価格は8月末の1900北朝鮮ウォン(約25円)から、今月11日には2700北朝鮮ウォン(約35円)まで上昇した。収穫期を迎えたにもかかわらず上昇しているため、さらなる上昇が予想されると情報筋は述べた。

また、平壌、平安北道(ピョンアンブクト)の新義州(シニジュ)、両江道の恵山(ヘサン)でのコメ1キロの価格は、先月末には5800北朝鮮ウォン(約75円)だったが、今月5日には6000北朝鮮ウォン(約78円)を突破し、上昇が続いている。

さらに江原道(カンウォンド)の内部情報筋によると、1本500北朝鮮ウォン(約6.5円)だったミネラルウォーター(商品名「シンドク・センムル」)の価格は2倍に、1丁1100北朝鮮ウォン(約14円)だった豆腐が2割ほど値上がりしている。

価格上昇の原因としては次のようなことが考えられる。