北朝鮮、漁船海難事故多発…住民「行方不明者豊年だ」
「咸鏡南道だけでも漁に出て帰ってこない行方不明者は150人以上だ。年末に咸鏡南道人民委員会と、道の保安局(警察)が集計した数字であり、咸鏡北道や江原道を含めると数百人以上だろう」
情報筋によると、今年6月から始まったイカ漁や11、12月のハタハタ漁の事故を見てみると、行方不明者の大多数は、小さな木造船(8〜12馬力の漁船)に乗って漁をしていたという。また、沈没した船の大半が、専門の船製造所で作ったものではなく、個人の木工職人が、いい加減につくった小舟のレベルだという。