北朝鮮、故金正日氏追悼期間中に飲酒した軍幹部を迫撃砲で処刑
酒と女性スキャンダルで処刑
韓国の与党セヌリ党のユン・サンヒョン議員は、国内外の情報機関からの情報として、金正恩氏は政府、軍、党の幹部の行動を調査した後、1月に人民武力部のキム・チョル副部長を「飲酒、遊興」の容疑で銃殺した。それ以外にも軍の総参謀部の副総参謀長、軍団長など14人が、酒と女性スキャンダルで処刑された。
金正恩氏は、今年に入って31回も軍関連の公開活動を行うなど、軍に格別の愛情を注いでいる。訪問先では、兵士と肩を組み写真を撮るなどの「ふれあい」も行なうほどだ。不安定な体勢の状況を軍の結束を高めることで突破しようという意図があるものと思われる。それと同時に、恐怖心を植え付ける目的があったものと思われる。
また、権力の世襲に対する批判を抑えつける目的があると思われる。父・金正日氏より恐ろしいと思わせるために、迫撃砲が使われた可能性がある。また、当局は金正恩氏を「砲兵術に長けた人物」と宣伝していることとも関係があるだろう。
損傷した遺体を見て心臓発作
金正日氏が使っていた残忍な処刑方法とは次のようなものだ。