銃撃浴び重傷の北朝鮮兵士「酒に酔って亡命」…韓国情報機関が報告
東亜日報によれば、韓国の情報機関・国家情報院(以下、国情院)は24日、オ・チョンソン氏は飲酒運転で事故を起こし、処罰を恐れて突発的に亡命を決行したもようであると、国会情報委員会に報告したという。
また国民日報は、「亡命時にも酔っていたと聞いている」との情報当局者のコメントを紹介している。
朝鮮日報も複数の国会情報委員の話として、「オ氏は酒に酔った状態で友人に『板門店を見物させてやる』と提案し、車を運転していたところ事故を起こした。そのまま突発的に亡命したとの国情院の報告があった」などと伝えた。
オ氏を巡っては23日にも、「北朝鮮で殺人事件に関与した」との報道が韓国で出ていたが、韓国当局はこれを否定していた。
(参考記事:金正恩氏が「寄生虫動画」の兵士亡命事件で沈黙を守る理由)朝鮮日報は交通事故についても、「死亡事故ではなかったようだ」とする情報委員の言葉を伝えている。