北朝鮮で餓死者続出か…五輪や「どんちゃん騒ぎ」の陰で

もっとも読まれている記事:北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面
情報筋は、現場を見た保安員の話として「ひどく飢えていたようで、遺体は骨と皮しか残っていなかった。目を背けるほどの状態だった」と伝えた。

北朝鮮の食糧事情はかつてに比べ、大きく改善した。しかし、同時になし崩し的な資本主義化が進行したことで、貧富の格差が拡大。いくら働いても、市場で食べ物を買うことのできない層が出現しているのである。

(参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋も、清津(チョンジン)で餓死者が発生し、市民の間に不安が広がっていると伝えた。

市内を流れる輸城川(スソンチョン)の川原ではこの冬、遺体がいくつも発見された。