北朝鮮「元新体操の星」も#MeToo、性暴力の被害を告白

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「大韓民国で夢を抱いて成功するには、体を捧げなければならないのか」として、上部団体の大韓体育会に、K氏の性暴力について文書で内部告発を行ったのだ。それを受け、体育会は内部監査を進めた。しかし、聞き取り調査の1週間前にK氏は辞職した。そして彼女が体育会のメンバーではなくなったため、監査はそれ以上、進まなくなってしまった。

真相は闇に埋もれるかと思いきや、2年後に事態が動き出した。K氏は大韓体操協会の副会長に復帰しようとしたが、大韓体育会は内部監査の途中経過を元にして「不適格者」と見なし、承認を拒否したのだ。K氏は処分を不服として告訴し、「イさんと内縁の関係にあった」と訴えた。その事実を確認する証言者の書類も提出したが、これは後にでっち上げであることが判明している。

今度はイさんの側が、K氏を性的暴行未遂で警察に告訴した。