ベールを脱いだ金正恩氏「出生の秘密」生母の墓と大阪・鶴橋

もっとも読まれている記事:北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面
高ヨンヒ氏の正体を調べるなかで発掘した朝鮮労働党の機関誌「労働新聞」の1972年12月号労働新聞には、彼女と見て間違いない人物名がハングル「コ・ヨンヒ」で記されている。ただし、一般的に表記される「英姫(ヨンヒ)」でない。当時の北朝鮮は、既に漢字を使用しておらず、漢字名は不明だった。

(参考記事:労働新聞に記載されていた金正恩氏の実母「高ヨンヒ」

その後、いくつかの北朝鮮内部情報筋から墓地に記されたハングル表記から彼女の漢字名が「英姫」ではないことを確認。さらに、米ニューヨークに亡命した高ヨンヒ氏の実妹である高ヨンスク氏の夫も、「英姫」ではないと証言している。

しかし、北朝鮮当局は彼女の真の名前を記し、立派な墓地を建てたにもかかわらず、それを一般公開していない。