「米国に屈服するのか」「暮らし良くなれば」核実験停止に北朝鮮国内で様々な声

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中国丹東にやって来た平壌在住の情報筋は、「本当に核を廃棄するのかよくわからない」としつつも、今回の決定に好意的な反応を示した。

「北朝鮮の台所事情は、即時制裁緩和と海外投資が求められるほどの切実な状況であることは確かだ。多くの平壌市民は、北朝鮮が2003年に核拡散防止条約(NPT)から脱退せず、米国や国際社会から軽水炉と重油を受け取っていれば、今よりはるかにいい暮らしができていただろう」(情報筋)

平壌ですら電気供給と食糧配給が滞りがちで、体制を下支えする平壌市民の世論すらよくない状況だ。