【写真公開】金正恩氏が日本の対岸に建設する「未知の巨大施設」
ミサイル爆発事故も
VOAは、一帯の海岸に、半円形の構造物など建物の基礎と思われるものが確認されたと指摘。また、工事用のトラックが行き来しており、青い屋根のプレハブ、工事中の道路なども確認されたと伝えた。工事は非常に大規模なもので、今年1月20日前後に始まったものと見られるという。
そして今月14日、この「未知の施設」の正体が明らかになった。朝鮮労働党機関紙・労働新聞が同日、第4面の約3分の1を割いて、元山葛麻(ウォンサンカルマ)海岸観光地区の建設現場の写真を紹介したのだ(下段)。
この現場はもともと、中距離弾道ミサイル「火星10」(ムスダン)や、短距離地対艦ミサイルの発射実験が行われていた場所だ。昨年3月には、運搬中だったミサイルが爆発する事故も起きた。
(参考記事:【画像】「炎に包まれる兵士」北朝鮮 、ICBM発射で死亡事故か…米メディア報道)