不安で電車にも乗れない…金正恩氏がおびえる「国内の敵」
しかしもちろん、金正恩氏だけは例外だろう。専用列車が動くとなれば、すべての資源が最優先で供給され、問題なく運行できるだろう。父の金正日総書記が専用列車で訪中する際には、平壌から乗車していたはずだ。
もうひとつ考えられるのは、やはり保安上の問題である。実際、北朝鮮当局は3月20日から、新義州を厳戒下に置いたという。
一般の人と同じトイレを使えない事情のある金正恩氏は、代用品を愛車のベンツに装備しなければならないなど、国内での移動においても不便を強いられている。
(参考記事:金正恩氏が一般人と同じトイレを使えない訳)