北朝鮮「36人死亡」のバス大惨事、「下り坂ニュートラル」が原因か

ドライバーに、惰性運転の危険性に対する知識がないはずはないのだ。つまりはリスクを知りつつも、国際社会の経済制裁の影響で高騰した燃料を少しでも節約するため、安全を度外視した運転を行っていたということになる。

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ガソリン1キロ(1.34リットル)の価格は、制裁が強化される前の昨年3月には8000北朝鮮ウォン(約104円)前後だったが、10月末には2万北朝鮮ウォン(約260円)まで高騰した。その後はロシアからの輸入などで下落傾向にあったが、再び上昇して今年4月には1万5000北朝鮮ウォン(約195円)代でゆるやかな上昇傾向にある。

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このような状況で、安全よりも節約を優先しようという心理が働き、ドライバーが惰性運転を多用しているとの指摘がある。