「性拷問」の証言も…北朝鮮は「外国人人質」に何をしているのか

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北朝鮮にとって、スパイ容疑などで捕まえた外国人は人質外交やプロパガンダの材料などとして「利用」するためのものだ。後で記者会見に引っ張り出す必要があるから、凄惨な暴力を振るわれたとする事例は報告されていない。ただ、かつて北朝鮮に43日間にわたって拘束された韓国系米国人が、「性拷問」のビデオを撮られ、それを公開すると脅されたと証言したことはある。

(参考記事:「北朝鮮で自殺誘導目的の性拷問を受けた」米人権運動家

実際のところ、ワームビアさんの死因が謎のままであるのも事実だ。前述したインタビューによれば、彼の身体には原因不明の負傷が数多く見つかった。下の歯は並び替えられたような痕があり、右足には大きな傷痕が残り、両手両脚は「完全に変形した」状態だったという。

ところが翌日、これを否定する証言が出てきた。AFP=時事は28日、次のように報じた。