17歳の女子高生ら被害も「氷山の一角」か…暴露された韓国軍の性暴力

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後に大法院(最高裁)で無罪判決を受けたが、加害者側の弁護士からは飲酒、家庭不和などについて「ふしだらな女」という攻撃を受け続け、社会の偏見にも苦しめられた。

光州事件での証言の収集に参加したキム・ソンミさんは全南日報に対し、「女性被害者の中には、精神を病み直接インタビューができず、両親が代わりに話したケースもあった。娘が性暴力被害者であることが知られれば、今後の人生に問題が生じるかも知れないと心配して事実を一部隠そうともした」として「明らかにはなっていないが、性暴力被害者は非常に多いと思う」と述べている。

「もはや手遅れだ。精神障害で当時のことを思い出せない人もいる。証言したものの18年間苦しめられた結果、一部を隠している人もいる。今日になって政府が正式に認めたが、国と兵士が行った暴力について心から謝罪し、真相を明らかにして傷ついた人々が少しでも癒やされることを望むばかり」(キム・ソンミさん)

韓国では今年、女性検事による性暴力被害の告白をきっかけに、女性たちが自らの体験した性暴力の被害を告発する「#MeToo」ムーブメントが大きく広がった。

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