官房長官を罵倒、自衛隊に難癖…北朝鮮が日本に猛攻撃を開始

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内容を見ると、労働新聞が菅義偉拉致担当相(官房長官)のことを「鼻持ちならない」などと罵倒し、民主朝鮮がアフリカ東部ソマリア沖・アデン湾での自衛隊による海賊対処活動に対し、「海外膨張の野望のためだ」と難癖を付けるなど、色々なネタをこねくり回している。つまり中身は何でも良いから、ここで日本を批判して置こうという姿勢が見えるのだ。

問題は、北朝鮮がこのような攻勢に出てきた背景だ。もしかしたら金正恩党委員長は、今後の米韓との対話に、やや悲観的になっているのではないか。

国連では来月中旬の総会本会議で、北朝鮮の人権侵害を非難し状況改善を求める決議が採択される。もはや毎年恒例の動きだが、恐怖政治で体制を維持する北朝鮮にとっては絶対に許容できない問題だ。

米トランプ政権や韓国の文在寅政権は、非核化や南北融和を優先して北朝鮮の人権問題が目を逸らしてきたが、ほかの民主主義諸国の手前、まさか国連での決議で反対したり棄権したりできるはずもない。だから形だけ賛成し、さっさとやり過ごそうというのがホンネだと思うのだが、北朝鮮はそれすらも不快なのだ。

(参考記事:「韓国は正気なのか!?」文在寅政権に北朝鮮から非難

金正恩氏は近いうちに韓国を訪問すると言明しているが、決議をまたぐと、さすがにそのようなムードは遠のく。しかし金正恩氏としても、自ら始めた対話戦略を簡単に捨てるわけにはいかない。では、どうするか。