【写真】夜な夜な金正日の「個人指導」に呼び出された天才美女パク・エラの運命

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このときすでに、金正日には内縁の妻である成恵琳がいたが、幹部らの間では「金正日は成恵琳を捨てて、パク・エラと同棲するだろう」と囁かれていた。公式の場に立つことはなくても、事実上のファーストレディの座はもはや彼女のものかと思われた。ところが、それは彼女自身の痛恨のミスで水の泡と化してしまった。後輩の高ヨンヒを金正日に紹介してしまったのだ。

パク・エラより6歳も年下で優れた舞踊家だった高ヨンヒに、金正日は心を奪われてしまった。やがて金正日は様々な口実を並べ、パク・エラと距離を置くようになった。

それでも、パク・エラは1987年に人民俳優の称号を授与され、万寿台芸術団から朝鮮人民軍協奏団に移籍した。男女の関係は終わっても、金正日はパク・エラを排除しようとはせず、優れた芸術家として遇し続けたということだ。

(参考記事:金正恩氏「美貌の妻」の「元カレ写真」で殺された北朝鮮の芸術家たち

晩年のパク・エラ
晩年のパク・エラ