抗議する労働者を戦車で轢殺…北朝鮮「人道に対する罪」の実態(3)
数千人の労働者たちは座り込み「これ以上幹部を処刑するな」「幹部は労働者と製鉄所のために正しいことをした」とシュプレヒコールを叫んでいた。自分たちの要求が聞き入れられるまで座り込みを続けるという労働者たちを見て、「さすが街が誇る製鉄所の労働者たちだ」と市民たちは頼もしく感じていた。
バラバラの遺体が
すると翌朝、街に轟音が轟いた。10数台の戦車が街を走り回っていたのだ。米国との戦争が始まったと思った市民たちが戦車の後に続いた。戦車に守ってもらおうという思いで。