金正恩が韓国の熱望を「スルー」…対日独立運動記念に「関心なし」

もっとも読まれている記事:北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面
たとえ首脳会談で韓国との共催が決まっていても、その行事を直接担当したいと思う幹部はいなかったのではないか。命がいくつあっても足りないからだ。

(参考記事:【動画】金正恩氏、スッポン工場で「処刑前」の現地指導

実際、北朝鮮系の民族団体である在日本朝鮮人総連合会の関係者も、「本国もうちの組織も、正直なところ、今まで3.1運動にはそれほど関心がなかった。南北共催がいったん決まり、皆、何をすれば良いのか途方に暮れていたのではないか」と語る。

朝鮮半島の分断はすでに70年以上に及んでいるわけで、このような歴史的な認識の相違はほかにも少なくない。今後、南北が接近するほどに、むしろこうした違いが鮮明になっていくのかもしれない。