「自衛隊の攻撃能力は世界一流」と評価する金正恩氏の真意

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このミサイルは、固体燃料ロケットを使用するため即応発射が可能で、発射台に無限軌道の特殊車両を使用するため山岳地での運用が可能で隠密性も高く、より射程の長いミサイルよりも日本にとっては脅威度が高いとされる。

心配なのは、米国がもしかしたら、すでに北朝鮮側に譲歩してしまっているのではないかということだ。

ポンペオ米国務長官は24日、CNNテレビの電話インタビューで、北朝鮮との交渉では非核化措置の「期限は設けない」と述べた。日本ではこの発言が「意外」なものと受け止められているような雰囲気だが、果たしてそうか。そもそも、何をどこまでやったら「非核化」が遂行されたことになるのか、米国はまだ、北朝鮮に示せていない可能性が高い。もしそうならば、現時点で期限を設定することは不可能だろう。

それより、このインタビューではもっと気になる言葉があった。ポンペオ氏は正確には、「2カ月であれ6カ月であれ、期限は設けない。首脳間で決めた目標を達成できるよう迅速に取り組む」と説明したのだ。