北朝鮮「列車に乗っていたら飢え死に」その理由は

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「彼女は、一緒に食事をしようと誘っても断った。周りの乗客が、ごはんを食べ始めると席を外すこともあった。死亡する数日前からずっと横たわっているので、寝ているものだとばかり思っていたが、清津駅に着いても動こうとしないので、揺すってみたところ死んでいるのがわかった」(同席の乗客)

(参考記事:北朝鮮、列車内で凍死か?…停電で動かず

一方、両江道(リャンガンド)の内部情報筋は、列車の遅延で治療薬が手に入らず死亡した事例を紹介した。

ある恵山の住民は、何らかの病気の治療薬を求めて4番列車に乗り、平壌の手前の平城(ピョンソン)に向かった。ところが、3日経っても平城にたどり着かないので、途中の价川(ケチョン)で降りてタクシーで平城に向かった。