「死人を処刑」して生きている人を救う北朝鮮の独特な人命尊重
北朝鮮では極めて残酷な方法で処刑が行われているが、その銃口はときに、死者にさえ向けられるのだ。
(参考記事:「死刑囚は体が半分なくなった」北朝鮮、公開処刑の生々しい実態)両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)の軍需工場は、3年毎に製造品、つまり銃弾や砲弾の定期検査を受けることになっている。今年2月初めに3年ぶりの検査を受けたのだが、その過程で大量の不良品が発見された。生産管理に問題があるとして事態を重く見た検査官は、上部に捜査を依頼した。