杭に縛り付けた2人を火炎放射器で灰に…金正恩時代の処刑方法

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処刑に用いられたのは、大口径の4銃身高射銃である。これで撃たれると、人体は原形をとどめず文字通り「ミンチ」となる。さらに、バラバラになった2人の遺体は火炎放射器で焼かれ、その場で灰になったという。

この方法はその後、玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長の処刑においても用いられたと見られている。

(参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

従来、北朝鮮の公開銃殺にはカラシニコフAK47自動小銃が用いられてきた。それでも十分に残忍な殺し方が可能であるにもかかわらず、不必要に破壊力の大きな火器を用いるのは、まさに「金正恩式恐怖政治」の演出と言えた。2人の処刑を見せられた幹部たちはしばらく、食べ物も喉を通らなかったと言われる。

金正恩氏はなぜ、このような行動に出たのか。