北朝鮮で「性売買ビジネス」が活況…金正恩氏「指導」もゆるみ

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情報筋は、大飢饉「苦難の行軍」のころの1990年代末から2000年代初頭にかけ、地方都市にカラオケ、ビリヤード場、ビデオボックスなどが雨後のたけのこのようにできたが、資本主義の温床になるとして当局の取り締まりに遭い、姿を消していた。

しかし、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)、労働党、内閣系の貿易会社が運営するレストラン、マッサージ、サウナ、飲み屋などは営業を続けてきた。売春が絶えないため、当局は2016年に閉鎖の指示を下したが、未だにヤミで営業を続けている。

例えば、国の機関やトンジュ(金主、新興富裕層)が経営する民間のサウナにある、「夫婦湯」と呼ばれるVIPルームは、ラブホテル代わりに使われ、不倫の温床となっている。

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