アキレス腱切断、掘削機で足を潰す…北朝鮮労働者に加えられる残虐行為

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「ここはロシアだ。北朝鮮当局が自国民と言えども手錠をはめることは、ロシア政府が許さない。しかし、そのことが逆に、保衛部員に想像を絶する非人間的な方法を用いらせることになっている」

身体刑ばかりか、北朝鮮労働者が働く建設現場には牢屋が作られており、人が閉じ込められているという証言もある。

北朝鮮労働者との接触を続けてきた現地の宣教師によると、建設現場には牢屋が存在する。賃金や労働環境について不満を述べたり、逃亡を図った労働者を閉じ込める懲罰房だ。

このような牢屋に人を閉じ込めることは、ロシア刑法127条「違法な自由の剥奪」に違反する行為で、違反者は3年から5年の自由剥奪刑(懲役刑)に処せられる重大な犯罪だ。

監視する保衛部員も、監視される労働者も「人権」という概念すら持ち合わせていない。労働者は、労働党に捧げる外貨を稼ぐ道具に過ぎず、楯突く労働者を半殺しにしようが、殺そうが、何とも思わないというのだ。

命の値段は10万円

労働現場で事故に遭った場合も、悲惨なのは同様だ。