米国が文在寅政権に「異例の圧迫」…失政のツケは国民に
文在寅大統領が米国の意図を知りながら無視したのか、あるいは米国の意図を理解できなかったのかは定かではないが、相手を怒らせてしまったことだけは確かだ。
さらに今月18日には、親北朝鮮派の韓国人学生ら17人が駐韓米大使公邸の敷地内に侵入する事件が発生した。この事件を受け、在韓国米国大使館は同日、通常は敵性国に対して使うような表現を用いて、韓国政府に善処を求める声明を出している。
(参考記事:「何故あんなことを言うのか」文在寅発言に米高官が不快感)米韓がなお、強固な同盟を維持していることに変わりはなかろうが、そのための費用がいきなり5倍にも膨れ上がるとすれば、経済状況の厳しい韓国の国民にとっては相当な重荷だ。文在寅政権の独りよがりが、自国民を苦しめる結果を生みつつある。