北朝鮮、9ヶ月間で労働党幹部3人死亡のミステリー

もっとも読まれている記事:北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面
北朝鮮の指導政党「朝鮮労働党」組織指導部第1副部長の朴正順(パク・ジョンスン)氏(82)が22日、死亡した。公式報道によると死因は肺がんだったという。

朴氏は、昨年9月に開催された第3次党代表者会で組織指導部の第1副部長に就任。金正日総書記も部長を務めた朝鮮労働党組織指導部は、党・軍・政の主要部署を総括し、組織管理と要人の責任を負うほどの絶大な権力を誇り、「党の中の党」とまで言われた。

しかし、この9ヶ月間で、第1副部長が3人も死亡するという異例の事態が起きている。

謎が残る李済鋼氏の交通事故死

昨年4月には、李勇哲(リ・ヨンチョル)氏が、突発的な心臓マヒで死亡。6月には、李済鋼(リ・ジェガン)氏が交通事故で死亡した。