だから文在寅は「無視」される…北朝鮮が理由を解説
これは、7日に発表した「新年の辞」で、米朝対話の進展を待つよりは南北協力を先行させたい意思を明らかにしたことの延長線上にあるものと言える。
(参考記事:「韓国外交はひどい」「黙っていられない」米国から批判続く)この「新年の辞」に対し、米国のハリス駐韓大使はすかさずけん制した。
昨年、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄するかどうかを巡って、韓国が米国から多大な圧力を受けたことは記憶に新しい。それを思い出すまでもなく、安全保障問題で米国との歩調を乱すことは、韓国にとって大きなリスクを伴う。
(参考記事:「何故あんなことを言うのか」文在寅発言に米高官が不快感)しかしそうまでしても、北朝鮮には文在寅氏からのラブコールを受け入れる気配はない。北朝鮮は文在寅氏の会見にぶつけるように、韓国がパッシング(Passing=素通り)される理由を解説してみせた。
(参考記事:日米の「韓国パッシング」は予想どおりの展開)
北朝鮮の対外宣伝メディアである「メアリ」14日付の論評で、「南朝鮮(韓国)当局はなぜ無視されなければならないのか」としつつ、次のように主張した。