「わが国に入ってきたら終わり」北朝鮮国民、新型肺炎に震撼

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咸鏡北道の西隣の両江道(リャンガンド)の情報筋は、「新型肺炎で死者が続出し、感染が急速に拡大している」との噂が広まる中でも、多くの人が中国に出国しており、それを見た市民を不安がらせていると伝えた。

北朝鮮の医療の崩壊ぶりは、つとに知られている。

現地の人々は「中国でも治療できないのなら、わが国(北朝鮮)では完全に不治の病だ」として「国内に入ってきたら終わり」との反応を示し、SARSやMERSを想起して「打つ手のないままにやられた」と嘆いているとのことだ。

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当時、中国に行ってきた人は数カ月間隔離されたが、情報筋の親戚もその一人だ。しかし、肺炎以外の治療は全くなされず、別の持病を抱えていたその親戚は、隔離中に亡くなったと述べた。