朝鮮人民の食生活に広く利用されてきたキジ

もっとも読まれている記事:北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面
【平壌2月19日発朝鮮中央通信】朝鮮では古くからキジに関連する成句、ことわざ、歌謡が伝わっている。

代表的に「キジを焼いて食った跡(跡形も残さぬことのたとえ)」「キジの代わりにニワトリ(似た物で間に合わせることのたとえ)」「キジも食べ、その卵も食べる(一石二鳥)」「カトゥリ(雌キジ)打令(タリョン)」が挙げられる。

キジは、朝鮮人民の生活、特に食生活と多く関連してきた。

朝鮮人民は、食生活文化を発展させながら栄養分が豊富で薬理的効果の大きいキジ肉を利用してそば、饅頭(まんじゅう)、焼き物などいろいろな料理をつくって食べた。

伝統的な旧正月の料理であるトック(朝鮮風の雑煮)もキジ肉を入れて沸かしてこそ似合うと言われてきた。

最近、キジ肉の料理の中でキジ湯が公共サービス単位、家庭でニーズが多く、好んで食べる料理となっている。

料理専門家によると、キジ湯はほかのキジ肉料理に比べて栄養価が高いので屈指の健康食品だという。

キジ肉の独特な風味が濃く感じられるキジ湯は、保養のための料理としては最適である。---